徳川幕府の老中職をつとめていた旧関宿藩主・久世大和守の下屋敷があった箇所の坂。 この辺りは、大正以降は住宅地となり、詩人であり仏文学者である堀口大学や、その父の外交官・堀口九万一も居住していた。この堀口大学と、近所に住んでいた詩人の三好達治、佐藤春夫達によって「鷺坂」という坂名がつけられた。由来は、山城国(現・京都)の久世の鷺坂からきており、文学愛好者の発案になる「昭和の坂名」として異色な坂名でとも言える。 急な勾配と昔ながらの石積みが現存し、江戸風情を色濃く残した坂として人々に親しまれていることを理由に、2008年に、都市景観賞(ふるさと景観賞)を受賞。 長さ:約70m 傾斜:急 形態:途中に鋭角の曲がり角がある坂道
概要
住所 |
東京都文京区小日向2丁目19と20の間 |
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拝観、営業時間等 | 特になし |
料金 | 無料 |
周辺マップ
アクセス
公共交通機関 | 東京メトロ有楽町線「江戸川橋駅」より徒歩3分
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