日本人なら一度は見たい日本の景勝地5選

美しい景色を見ることで、日頃の悩みやストレスを少しの間でも忘れることができ、リフレッシュできますよね。生き馬の目を抜く現代社会を生き抜くためには、景勝地へ出かけて、美しい風景に心を癒してもらうのも大切でしょう。
日本国内には、現代人の心を癒してくれる絶景パワースポットがたくさんあります。今回は、癒しのパワーをもらえる日本の景勝地を5カ所ご紹介します。

目次

一度は見たい日本の景勝地5選

天橋立

天橋立

京都にある「天橋立」は日本三景のひとつに数えられている景勝地。京都北部の宮津湾と内海の阿蘇海の間に走る砂浜(砂州)で、幅は20~170m・全長3.6kmにもわたります。
天橋立の由来は、日本を作った神様であるイザナギが、天界と下界をつなぐために作ったハシゴであると言われています。もともとは縦になっていたハシゴが、イザナギが寝ている間に海上に倒れてしまい、今のような細長い陸地になったのだそう。白い浜と青々とした松の美しい、日本を代表する絶景が楽しめるパワースポットです。

天橋立

住所 京都府宮津市文珠天橋立公園
アクセス 京都丹後鉄道「天橋立駅」から徒歩5分程度

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松島湾

松島湾

日本三景のひとつとして有名な「松島」も美しい自然美が満喫できるパワースポットです。松島とは特定のひとつの島を指すのではなく、松島湾に浮かぶ260余りの島々を含めた全景のことを指します。その美しさは、江戸時代の俳人松尾芭蕉でさえ言葉を失い、句を残せなかったという伝説があるくらいです(実際、『奥の細道』には松島に関する句はひとつもありません)。
松島湾に浮かぶ島々を堪能するなら、松島湾でのクルージングや、東西南北それぞれの方向から松島の景色を一望できる絶景スポット「四大観(しだいかん)」がおすすめです。日の出や日没は言葉では言い表せないほどの美しい景色を味わえます。

松島湾

住所 宮城県宮城郡松島町
アクセス JR仙石線「松島海岸駅」、JR東北本線「松島駅」

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宮島(厳島)

宮島(厳島)

広島県にあり、神の宿る島とされる「宮島(厳島)」。厳島神社(宮)がある島のことを指し、その美しい景観から安芸の宮島として日本三景のひとつとして知られる景勝地です。
厳島神社は平安時代の末期に修造された海上神殿(神社)で、その目的は明らかになっていませんが、そのミステリアスな雰囲気も相まって、どこか異様で、しかし美しい景色を楽しめます。宮島を訪れたのなら、厳島神社の海上神殿や浜に建つ大鳥居をぜひとも見ておきたいところです。
満潮時と干潮時で大きく表情を変えるため、訪れる際には潮の満ち引きを事前に確認しておきましょう。世界遺産にも登録されるほどの絶景に、息をのんでしまうこと間違いなしですよ。

宮島(厳島)

住所 広島県廿日市市宮島町1-1
アクセス JR「宮島口駅」からフェリーで約10分

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青い池

青い池

絶景パワースポットの宝庫とも呼べる北海道には、世にも珍しい「青い池」という景勝地があります。絵を描くとき、水の部分を青く塗ることがあると思いますが、実際の水は青色をしていませんよね。
しかし、青い池は、まるで原色の絵の具を使って色を塗ったかのような青色をしています。
これは池の中に多く溶け込むアルミニウムなどの鉱物成分が光に反射したとき、人間の目には水面が鮮やかな青色に映る現象により起こります。
雪解け水が多く流れ込む春にはグリーンブルーに見え、初夏はライトブルーに見えたりと、季節や天候によって様々な青い色を楽しめるのも見どころのひとつです。

青い池

住所 北海道上川郡美瑛町白金
アクセス JR「美瑛駅」から道北バスで約20分

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馬の背洞門

馬の背洞門

神奈川県の三浦市にある「馬の背洞門」。城ヶ島にある海蝕洞穴で、長い年月を経て波によって削られてできた大きな穴が岸壁に空いています。海に突き出た赤羽崎の突端に大きな穴が空いたその景色は一見奇妙ではありますが、その珍しさに魅了される人が多くいます。
周囲は磯になっており、そこで自然を堪能することができるため、海が好きな人は一見の価値がある絶景パワースポットです。
また、馬の背洞門は海蝕洞穴や太平洋の大海原を見渡せるだけでなく、天の川の観測スポットとしても有名なため、昼間と夜どちらでも楽しめる景勝地といえるでしょう。

馬の背洞門

住所 神奈川県三浦市三崎町城ケ島
アクセス 京急バス「白秋碑前」徒歩15分、「城ヶ島」徒歩25分

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絶景のパワースポット「日本三景」とは

京都府の天橋立、宮城県の松島、広島県の宮島は、日本三景と呼ばれており、一度は聞いたことのある有名な景勝地ですよね。

この日本三景とは、江戸時代に林春斎によって著された「日本国事跡考」で初めて登場した考え方で、全国を行脚したなかで卓越した景色であると称された景勝地が選ばれています。日本全国のなかでも自然と人間の芸術が調和した絶景スポットとして、多くの日本人だけでなく外国人たちをも魅了しているパワースポットです。

「松島や ああ松島や 松島や」は松尾芭蕉の句ではない

今回紹介した松島に関する句として、「松島や ああ松島や 松島や」というものがあります。松島の絶景を目の当たりにして言葉を失った松尾芭蕉の作品であると思っている人が多いかもしれませんが、実は、これは松尾芭蕉の句ではありません。

よくよく見てみれば、季語が入っておらず俳句の体をなしていませんし、俳人の松尾芭蕉が詠んだとは考えにくいですよね。この句は狂歌(季語などは用いず五七五の数字だけで作った歌)で、その作者は田原坊という江戸時代後期の狂歌師です。

田原坊が作ったこの句と、松尾芭蕉が「松島を見て言葉を失った」という伝説が変な形で融合した結果、松尾芭蕉の作品であると考えられるようになったものとされています。

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ぜひ訪れて、美しい景色と壮大な自然の癒しパワーを堪能しましょう。

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