これだけは気をつけよう。寺社仏閣訪問時のマナー

パワースポットといっても、人によって目的は様々です。
また場所によっては観光地であったり、神聖視されているところもあります。
自分のご利益だけを考えるのではなく、他の方に迷惑をかけないためにも基本的なマナーをおさえておきましょう。

目次

正しい参拝の流れを知ろう|参拝のマナー

参拝の流れは神社とお寺で異なります。
実際に訪れる前に、それぞれの正しい参拝方法を学びましょう。

神社での正しい参拝方法

  1. 鳥居の前で一礼してから、参道の端を歩いて境内に入る
    参道の真ん中は「正道(せいちゅう)」と呼ばれ、神様の通り道となっています。必ず端を歩きましょう。

  2. 手水舎で手・口を清める
    「心身の浄化」のために行うことが最も大切です。

  3. 拝殿の前で45度の礼をし、お賽銭を静かに入れる

  4. 鈴を鳴らし、2回90度のお辞儀をする(二拝)

  5. 胸の高さで手を合わせ、右手を少し下げて2回柏手を打つ(二拍手)

  6. 指先を揃え、最後にもう1回90度のお辞儀をする(一拝)

  7. 神社を後にする際、鳥居の前で本殿に向かって一礼する

お寺での正しい参拝方法

  1. 山門の前で合掌して一礼し、右足から入る
    入る際は、敷居は踏まないようにしましょう。

  2. 手水舎で手・口を清める
    手水の手順は神社と同様です。

  3. 梵鐘をつく
    一般の方が鐘をつくのを禁止しているお寺もあるので、事前に確認しましょう。また、参詣の帰りにつくことは「出鐘」と言われ、縁起がよくないとされています。

  4. ロウソクとお線香を焚き、身を清める
    お線香の火は口で消さずに、手であおいで消しましょう。また、他の参拝者が灯した火を使ってはいけません。

  5. 鰐口(わにぐち)をならし、お賽銭を静かに入れ、一礼する

  6. 胸の高さで手を合わせ合掌したまま祈願し、一礼する
    神社と違って柏手を打ってはいけません。

  7. お寺を後にする際、山門の前で合掌しながら、本堂に向かって一礼する

寺社仏閣を訪れる際

神社やお寺のスポットに行く場合は、参拝のマナーに気をつけることが重要です。
パワーだけを求めていくのではなく、その場所には本来の伝統や、歴史、信仰があり敬意をもって訪れましょう。(公式ホームページや現地に歴史や由来について掲載されています)

参拝の方法については、地域、神社やお寺によって異なる場合があります。
例えば、神社の一般的な参拝方法は二拝・二拍手・一拝とされていますが、出雲大社では二拝・四拍手・一拝とされています。

現地に掲示されているものを見る、または公式ホームページで事前に調べておくことで、気持ちの良い参拝を心がけましょう。

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