関東のパワースポット「東国三社めぐり」に出かけよう

パワースポットと呼ばれる神社は数多くありますが、日本の神社・神宮の中でも特に長い歴史を持つ東国三社は強力なパワーを持つと言われています。江戸時代から現代まで人気の東国三社めぐりで、開運パワーをいただきましょう。
今回は、東国三社めぐりの由来や三社のご利益をご紹介します!

目次

関東のパワースポット「東国三社」とは?

鹿島神宮

鹿島神宮

鹿島神宮は、関東地方や東北地方を中心として全国に約600社ある鹿島神社の総本社であり、常陸国一之宮(その地域で最も格の高い神社)です。その歴史は古く、神武天皇即位の年に創建されたと伝えられています。
アマテラスの命で出雲に下り、オオクニヌシに対して国譲りの談判を行ったタケミカヅチが祀られています。
タケミカヅチは武神であり勝利の神であるため、昔から旅や戦に出る人が出発前に安全や武運を祈って鹿島神社にお参りする「鹿島立ち」という風習がありました。
東国三社をめぐるルートや順番に決まりはないのですが、鹿島立ちの縁起にあわせて、まず鹿島神社から東国三社めぐりをスタートする人が多くなっています。

鹿島神宮

住所 茨城県鹿嶋市宮中2306-1
ご利益 勝負、厄除け・厄払い、開運、交通安全

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香取神宮

香取神宮

関東地方を中心として全国に約400社ある神社の総本社であり、下総国一之宮である香取神宮。タケミカヅチとともに出雲へ派遣され、国譲りの交渉を行ったフツヌシが祭神として祀られています。
香取神宮は紀元前643年(神武天皇18年)創建と伝えられ、鹿島神宮と対の存在として「鹿島・香取」と並び称されてきました。
神宮境内は神域とされており、手つかずの自然が残る状態のため、「香取の森」と呼ばれます。たくさんのスギの巨木をはじめ、イヌマキやモミ、クロマツなどの大木を見ることができます。

香取神宮

住所 千葉県香取市香取1697-1
ご利益 勝負、願望成就・諸願成就、交通安全、商売繁盛

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息栖神社

息栖神社

鹿島神宮、香取神宮とともに東国三社の一社とされる息栖神社は、ほかの二社と比べると素朴で静かな印象の神社です。
タケミカヅチとフツヌシが国譲りを受ける際、東国への先導にあたったとされるクナドと、タケミカヅチの副神として派遣されたとされるアメノトリフネが祀られています。
大鳥居の両脇には「忍潮井(おしおい)」と呼ばれる二つの井戸があり、「日本三霊泉」の1つとされています。それぞれの井戸の底には「男瓶(おがめ)」「女瓶(めがめ)」と呼ばれる瓶が沈んでいて、見ることができると幸運に恵まれるそうです。
晴れた日に水が澄んでいるときにだけ見えるとのことなので、ぜひ訪れた際には立ち寄ってみましょう。

息栖神社

住所 茨城県神栖市息栖2882
ご利益 交通安全、厄除け・厄払い、開運

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東国三社めぐりの由来

東国三社御朱印

江戸時代には、伊勢神宮への参拝の旅「お伊勢参り」が全国で大ブームとなりました。
関東以北の人は、お伊勢参りの帰りに鹿島神宮、息栖神社、香取神宮の三社にお参りする「下三宮参り(お伊勢参りの禊参り)」という習慣があったとされています。

当時から、下三社参りのご利益はすごいと評判で、大人気を誇りました。
この三社の位置を線で結ぶと直角二等辺三角形になることが知られており、三社をめぐってお参りすることで強力なご利益を得られると言われています。

三社をめぐって完成する東国三社守り

東国三社守り

近年の神社めぐりブームは、御朱印集めの人気が背景にあると言われています。東国三社めぐりの際には、ぜひ三社の御朱印をいただきたいと考えている方は多いのではないでしょうか。
御朱印も良いですが、東国三社をめぐるのであれば、ぜひ三社それぞれで授かっておきたいのが東国三社守りです。

これは、三角形のお守り本体に、ご神紋のシールを貼り付けて完成させるもの。最初にお参りした社で本体を授かり、ほかの二社でシールを授かりましょう。
三社めぐりのパワーと思い出が込められた、素敵なお守りを完成させてくださいね。

開運の効果があるパワースポットを探す

強力なパワーを持つと言われる東国三社をめぐると、開運パワーを授かることができるとされます。
開運のご利益があるスポットは、東国三社以外にも全国各地にありますので、ぜひ探して訪れてみてください。

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