自家用車で訪問しました。 公共交通利用であれば、府道でバスを降り、そこからさらに急な坂道を登らないといけなかったのですが、山門のすぐ近くに大きな立体駐車場が整備されていて、わずかな階段を登るだけで到着しました。 まず驚いたのが、写真に入りきらないほど立派な山門です。 市街地から離れた山の中腹、高地にあるお寺なので、もう少し素朴なお寺かと想像していましたが、いい意味で期待を裏切られました。 山門のすぐ後ろにある受付で拝観料を納め、さらに階段を登ると観音堂(本堂)へ。 堂内に入ることができたので、お厨子の前でゆっくりお参りできました。 3万坪の広大な境内ですが、見所に番号が付けられていて、矢印の案内に沿って回るように推奨されているため、迷うとか何かを見逃すということはありません。 一周で30分以上はかかったのですが、あちこちに展望ポイントがあって市街を遠望できるので、あっという間に感じました。 一番の見所はやはり国の天然記念物にも指定されている長さ37mの遊龍の松でした。 どこまで続くの?と思うくらい長く、この松を一枚の写真に納めることは不可能でした。 ご開帳の日でもなく、紫陽花も終わっていた平日でしたので、参拝者も少なく静かで、鳥の声を聞きながらゆっくり散策できました。