この訪問は実は「2度目の正直」でした。 以前、午後に彦根港から汽船に乗ろうとしたら、強風のため運休になっていた為です。 今回は午前中の便で今津港から乗ることができたものの、「午後の運休が決まってしまった為、次の便で帰るように」とアナウンスがあり、風次第、天気次第でどれくらい滞在できるのか、そもそも辿り着けるかが不安な状況になってしまいました。 内陸の湖なのにどうしてと思いましたが、比良山系から吹き降ろす北西の風が特に午後から強くなることが多いようで、その為このような状況になってしまうようです。 なので、訪問される際は必ず事前に運行状況を確認し、そしてお天気が良い日の午前中をお勧めします。 船でしか辿り着けない、という事自体はパワースポットとしては一層特別感があり、さらに自然への畏敬の念やありがたみも増すような気がしました。 宿泊施設がないので、観光地化もさほどされておらず、巡礼地らしくとても静かで、お寺と神社の敷地がはっきりと分かれていないため神仏習合の名残を留めており、日本古来の信仰のかたちを伝えてくれていました。