個人的に、庭園や大きな公園が大好きです。 なぜか?と問われるとよくわかりません。 広大な敷地・池・緑豊かな樹木・日本古来の建築様式の建物などなどが一体化された空間が昔から好きです。 そんな庭園好きの私が訪れたのは香川県にある「栗林公園」。 国の特別名勝に指定されている文化財庭園の中で、最大の広さとあって本当に広かった! もともとは高松藩主松平家の別邸として、歴代藩主が修築を重ね300年近く前に完成したということで、いわゆる「大名庭園」というやつですね。 こういう所を回るたびに、当時の大名って、どんだけすごかったんだ!?と、いつも圧倒されるのですが、今回も口をあんぐりと開けるしかないほどの広さでした。 栗林公園は北庭と南庭に分かれるのですが、訪れた日はあいにくの雨で、そして閉園間近であったこともあり、庭園の半分(南庭)しか回れませんでした。 南庭は大きな池が多く、池の周りに沿って歩いて行くと、何となく全体を回れるような造りになっています。池の周りには小さな起伏の丘、緑豊かな木々が植えられており、西側のはずれには「桶樋滝」と呼ばれる滝もあり、様々な景色を楽しむことできました。 本当は青空と木々の緑、池に映る木々や青空などといったコントラストや反射を楽しむのが私の一番の幸せなのですが、散策しているうちに辺りがどんどん薄暗くなってしまったのは、ちょっと残念でした。 それでも、日常を忘れるくらいの広大な敷地を歩くことで樹木や緑が生み出すおいしい空気を存分に堪能できました!