浄土宗は法然上人が開宗し、南無阿弥陀仏で有名ですよね。 その浄土宗は法然上人入滅後、色々な派に分かれていくそうなのですが、この誓願寺は西山派の流れをくむ西山深草派の総本山です。 そとそも派の違いとは解釈の違いということらしいのですが、調べてみると、西山派は極楽往生できるのは念仏(他力)だけ、鎮西派は極楽往生は念仏(他力)の他、善行(自力)もその方法のひとつとされているのが大まかな違いだそうです。ここを訪れる少し前に寄った知恩院が浄土宗鎮西派の総本山だったので、勉強になりました。 さて、この誓願寺は新京極商店街というアーケード街のど真ん中にあり、まず立地にびっくり!します。 続いてご本尊様の阿弥陀如来にびっくり!するのですが、ずっと見ているうちに、思わずうっとりしてきます。 このびっくり→うっとりの誓願寺では、歴史上有名な二人の女性作家が極楽往生されているそうで、それが清少納言と和泉式部。どちらも受験で覚えたなぁ。。。飛鳥時代の創建という歴史あるお寺なんですね。 山間にあるお寺もいいけど、街の人たちの暮らしをいつも側で見守ってくれているお寺はより身近だよなぁと、最後はほっこりしました。