初めての四国の旅でした。 予定の数日前から熱を出していましたが、同行者も楽しみにしていましたし、その年のお正月に神社の夢を見て決まった、いつもの「神社に呼ばれていく」という旅でしたので、行かないという選択肢はありませんでした。 ですので、解熱剤を飲んで、徳島から四国に入り、夢に出てきた香川県綾歌郡綾川町滝宮にある滝宮神社にお参りしてから、「こんぴらさん」に向かいました。 大分下がっていたとはいえ、まだ熱がある状態であの階段を上るのは、相当きついなぁと思っていましたが、体がとても重く、自分の体なんだろうか?と少し不思議に思いながらも本殿でお参りし、奥宮があることを知りました。 この体調でまだまだ先にある奥宮に行くことが出きるのか、いや、それとも行かないっていう選択肢はあるのだろうかと、迷ったのですが、結局行く事にしました。 ひたすら歩き、奥宮に到着し、お参りしました。 かなり長い長い時間手を合わせていました。 自分でもこんなに長い間 後ろの人に迷惑だろうなとは思ったのですが、時間がかかってしまいました。 最後、参拝が終わると スっと体が軽くなり...。 あの長く苦しい階段も軽くなった体は、スイスイと動き、具合の悪かった体もなんのその。 あの出来事は、今でも面白かったなと思います。