那智の滝は山の中にあるのにもかかわらず、その高さから遠くからもよく見えるので、是非とも熊野那智大社から青岸渡寺の境内を通り抜けて歩いて向かうのが良いと思います。 青岸渡寺の前からも良く見えますし、そのまま少し降りると朱色の三重の塔と滝を両方拝観でき、まるで日本のガイドブックの表紙になりそうな「ザ・神仏習合」ともいうべき写真を撮ることができます。 那智の滝までは石段をしばらく降りて行くことになりますが、このアプローチがまた感動的でした。 滝の前には鳥居があり、「御神体は滝」であることが一目瞭然です。 300円の志納金でお滝拝所まで行けるだけでなく、滝つぼの水を頂くことができ、さらに初穂料を納めると盃も持ち帰ることもできた為、旅の良い記念品となりました。