調布駅から、商店街をまっすぐ抜けてすぐの場所にある神社。 鳥居から本殿に進む途中、大きな牛の像がありました。 近寄って見ると、この神社の御祭神である菅原道真にゆかりのある牛の像だそうで、 牛を大変大切にしていた菅原公がこの世を去られ、葬送の途中、柩車を引く牛が伏してその場で動かなくなり、菅原公が自ら鎮まられる場所を決めたとしてその地に御廟所を立てた という物語が書いてありました。 その場所は、現在の太宰府天満宮(福岡県)出そうです。 はじめて知ったのですが、「天満宮」と名のつく神社は、全て菅原道真を御祭神とする神社だそうですね。 今まで神社の名前と御祭神の関係を意識したことがなかったので、そうだったのか!と驚きました。 参拝のあとは御朱印をいただきました。 初穂料は500円以上を納めること、とのことでした。 あまり混んでいなかったので、社事務所の窓からこっそり中で御朱印を書かれるところを覗けました。 しっかりと墨をすってから丁寧に筆で書き上げていただいていました。 また、受け渡しの前に御朱印帳のお祓いもしてくださいました。 他の神社で御朱印を書く様子を見たことがなかったのですが、こうして目の前で書いていただけてお祓いまでしていただけると、より一層ありがたみが増しますね。 境内は静かで、でも参拝客もまばらに来ていて、「地元に愛されている神社」という雰囲気でした。