比叡山には色々な行き方がありますが、今回は京都市内から京阪バスを利用しました。乗り換えがなくて快適でした。11月初旬で市内では紅葉はまだ始まっていませんでしたが、比叡山ではすでに見頃にさしかかっていました。11月後半の紅葉シーズンの京都はとにかく混雑するので、人混みが苦手な方には少し時期をずらして比叡山に登られることをお勧めします。 延暦寺はとにかく広くて(計算したら皇居約15個分でした!)東塔、西塔、横川の3つのエリアに分かれています。最澄が最初にお堂を建てた発祥の地・根本中堂がある東塔はバス停に一番近く、参拝客で賑わっていました。そこから最澄の御廟や僧侶が厳しい修行をされるにない堂がある西塔へは、山の中を歩きましたが、石仏があちらこちらに祀られた山道は癒しの道であっという間でした。横川は徒歩だと1時間半以上かかるのでシャトルバスを利用しました。横川中堂付近の紅葉がとてもきれいで、人も少なく静かで厳かな雰囲気が感じられました。100ほどもあるという堂宇は全てはとても周りきれませんが、御朱印を頂けるお堂も多いので、延暦寺用に御朱印帳を一冊用意しても良いと思います。