京都の神社の中でも最古の一つとされる松尾大社。ホームページには、文武天皇の大宝元年(701年)に現在の地に社殿が造営されたとありました。 大社の背後には険峻な松尾山がそびえ立ち、広大な敷地全体がまさにパワースポットを感じさせます。 傍目からは、なぜこんな危険な山の真下に社殿を?と感じるくらいの近さにあるのですが、古神道では岩に対する信仰が深く(磐座信仰)、創建場所として磐座と似た巨岩のそばを選んだのでは?という説もあるそうです。 また、磐座登拝道の入口をくぐった先に、「霊亀の滝」と「滝御前社」があるのですが、こちらも見事。 滝は細く、そこまで高くないですが、山肌をつたう水流を眺めているだけで、ここを訪れたであろう古の人々に思いを馳せ、今の時代を生きる自分達と重ね合わせたくなります。 なんと言えばいいのか上手い言葉が見つからないですが、余計なことなど考える間も無く、ただただ包み込まれているようなそんな気分。 古代のパワー、自然のパワー、そして時代時代を生きる人々のパワーを感じることのできる松尾大社は、まさに最強のパワースポットでした。