以前から気になっていた、あの有名な洋館がある旧古河庭園へ行ってみました。 大正初期に古河財閥の邸宅として造られた洋館と庭園は戦後、国有となり、のちに東京都が管理する庭園として公開されています。 洋館の前に立つと、本当に映画か何かの世界に居るようです。 洋館の内部は、事前に申し込むガイドツアーに参加すれば、見学出来る様になっていましたが、現在は1階のみが自由見学(別途入館料400円)になっていて、時間制限、入場人数制限などコロナ禍の対策がとられています。 本館の喫茶室は営業していました。 毎年5月には約100種200株のバラが咲き、バラフェスティバルが行われるそうですが、それも今年は中止となっています。 西洋庭園から丘を下っていくと日本庭園があります。 関東では珍しい崩石積と庭門で仕切られた茶庭の中に風流な茶室があり、西洋庭園とは全く違う空気に包まれています。 西洋庭園の華やかさと日本庭園の静けさ、そのどちらも楽しめる贅沢なところでした。