秩父神社は三峯神社、宝登山神社とともに秩父三社のひとつと言われています。 境内ではちょうど結婚式の写真撮影が行われていました。 見どころは本殿にある左甚五郎の彫刻です。 「子育ての虎」「お元気三猿」「北辰の梟(フクロウ)」「つなぎの龍」の立派な彫刻を見ることが出来ます。 面白いなと思ったのは、お元気三猿です。 日光東照宮の三猿は「見ざる、言わざる、聞かざる」で有名ですが、秩父神社の三猿は「よく見て、よく聞いて、よく話す」のお元気三猿と呼ばれていることです。 つなぎの龍の彫刻はよく見ると龍が鎖でつながれています。 昔、天ヶ池に住みついた龍が暴れた際にはこの彫刻の下に水たまりが出来ていたことから、この龍の彫刻を鎖でつなぎ止めたところ龍が現れなくなったという伝説があります。 お参りを済ませて境内を散策していると、水占いがあったので、夫婦で挑戦してみました。 巻物になっているおみくじを広げて境内にある小川の水に浸すと文字が浮かび上がってきます。 結果は… 偶然にも同じおみくじを引いてしまいました!別々の場所から引いたにもかかわらず不思議です。 水占いは良縁を授けてくれるそうなので、おすすめですよ。 また、秩父神社は秩父夜祭で有名です。 秩父夜祭は毎年12月2日と3日に行われ、ユネスコ無形文化遺産に登録されてからは30万人以上の観光客が訪れるそうです。 機会があれば秩父夜祭も見に行きたいと思いました。