現存する寺院の中で最も古い、琉球王国の祈願寺。 琉球王朝末期には、外国人接見の場所としても利用されていましたが、先の大戦で建物はほぼ壊滅。 現在の本堂、納骨堂、書院は昭和50年頃、庫裡は昭和60年に、山門と護摩堂は平成6年に建て替えられた立派なものです。 波上宮を訪れたら、是非こちらへもお参りを。 ご本尊の聖観世音菩薩に加え、弘法大師、不動明王、釈迦如来、阿弥陀如来、等が奉安されていますよ。 境内には、この地に住んでいたイギリスの宣教師であり医師のベッテルハイムの記念碑があります。 近くには、大戦中、米潜水艦に撃沈された対馬丸の疎開児童700人の霊を弔う「小桜の塔」もありますよ。