JR近江八幡駅から長命寺行きのバスに乗って行きました。 西国三十三所巡礼では、バスの本数が数時間に1本という所も少なくないなか、ここは1時間に1〜2本はあるので助かります。 ただバスは山を登ってはくれず、琵琶湖のほとりで降ろされます。 湖岸のすぐそばから、参拝者泣かせの808段もの石段がお寺までまっすぐ続きます。 「寿命長遠」のご利益があると言われていますが、この階段を登り降りできるのならば、健康には違いないと思えました。 お寺に着くと、思っていた以上の規模の大きさにびっくりしました。 檜皮葺の古い建築物が立ち並び、まるで延暦寺の縮小版のような荘厳な雰囲気でした。 こんなに立派な伽藍なのに無料だなんて、申し訳ないような気がしました。 参拝者は少なく、とても静かでした。 境内からは琵琶湖の絶景が眺められ、お天気が良ければベンチでのんびりするのが良いと思います。 さらに境内の一番奥にある太郎坊権現社の前まで行くと、そこも展望台のようになっており、ここから見る琵琶湖も素晴らしいです。 巨石がすぐ上にあり、一番パワーを感じる場所でした。