吉野山には修験道の総本山である金峯山寺があり、そこには木造建造物としては東大寺大仏殿に次いで巨大な本堂の蔵王堂が聳え立てっています。 蔵王堂は、まさに吉野山の象徴と言えるのです。 この金峯山寺は仁王門と蔵王堂は国宝に指定されており、また世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素となっています。 薄暗い蔵王堂内には、青く塗られた凄い形相の顔をした蔵王権現像3体が祀られています。秘仏ですが毎年御開帳があり、その姿を見ると、霊験あらたかで、心洗われる思いがします。 ちなみに、今年は令和2年3月28日(土)~5月6日(水)に御開帳するらしい。。 吉野山は山桜の咲く季節以外は観光客も非常に少なく、蔵王堂を含め、山を訪れるだけでパワーをもらえる気がします。