天開稲荷社本殿の左脇の石の階段を上ったところにあって、ちょうど本殿の裏側にある奥の院にお参りしました。 全体は小さな祠(ほこら)のようになっていて、中には一段下がって入ります。中は人一人入ればいっぱいぐらいの広さです。 そして祠に入る時のドキドキ感。神の領域に入ったような、スーッとした空気に包まれて、外の音が全く聞こえてこない静寂に包まれます。 神棚には小さな狐さんがいくつも祀られていて、独特の雰囲気を醸しだしています。お参りしていると何かに包まれているような感覚になってきます。 それは神様なのか、観音様なのか、別次元の空気を感じながら祠の外に出ると、ふーっと現実の世界に戻され、蝉の声が聞こえてきました。