清流瀬田川のほとり伽藍山の麓に位置し、名前の通り珪灰石の上に堂宇が建ち並んでいます。 「石山寺縁起絵巻」によれば、石山寺は747年に聖武天皇の勅願により良弁僧正が創建したそうです。 西国三十三所観音霊場第十三番の札所であり、平安時代には清水寺、長谷寺とともに三観音といわれました。 また僧侶の学問の場であったことから、安心してお籠りができる環境であったため、平安貴族や女流文学者の間で「石山詣」が流行しました。 紫式部はここで源氏物語の着想を得たと伝えられています。 天然記念物となっている巨大な珪灰石の上に坐す御本尊・如意輪観世音菩薩は、安産・福徳・縁結・厄除けに霊験あらたかで、また日本で唯一の勅封の秘仏で33年に一度、もしくは天皇即位の翌年に勅使により扉が開封されます。 2016年にご開帳されたので次回は2049年でしょうか・・・ ※2020年に新天皇即位により特別拝観が行われました。 境内にはその岩盤に座ると安産になると言い伝えられている経蔵下の「腰掛石」や、穴をくぐると願い事が叶うとされる「くぐり岩」と呼ばれるパワースポットなど、見所がいっぱいです。
概要
住所 |
滋賀県大津市石山寺1-1-1 |
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拝観、営業時間等 |
09:00~16:30
その他最終入山は16時まで |
料金 |
有料
その他入山料
本堂内陣拝観料
※団体は30名以上。
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周辺マップ
アクセス
公共交通機関 | 京阪電車石山坂本線
JR琵琶湖線
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自動車 | 名神高速道路
駐車場あり(有料) |