救世観音宗の総本山で、770年に唐から到来された為光上人により開創された古刹です。 西国三十三所観音霊場第2番札所である当寺は、「紀三井寺」の名で古くから親しまれ、今でも境内には三井(清浄水、楊柳水、吉祥水)から霊水が湧き出しています。 楼門から一直線に延びる231段の急な石段は「結縁坂」と呼ばれ、江戸時代の豪商・紀伊国屋文左衛門を結婚と出世に導いたといわれ、今でも良縁成就や商売繁盛を願って登る人が絶えません。 本尊の十一面観世音菩薩は秘仏で50年毎の開扉で期間中しか拝観できませんが、本堂向かいの仏殿では2008年に開眼された高さ12mの日本最大の寄木立像、大千手十一面観音像が拝観できます。 春は早咲きの桜で知られ、境内からは和歌の浦や淡路島・四国も遠望できる景勝地としても有名です。 本尊の十一面観世音菩薩は2010年に公開されたので次回は2060年となります。
概要
住所 |
和歌山県和歌山市紀三井寺1201 |
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拝観、営業時間等 | 08:00~17:00 |
料金 |
有料
その他大人 200円(団体150円)
※団体は30名以上 |
周辺マップ
アクセス
公共交通機関 | JR紀勢本線(きのくに線)
南海電鉄
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自動車 | 阪和自動車道
駐車場あり |
description訪問記録
西国随一の絶景を黄金の観音様と一緒に堪能。
JR紀三井寺の駅に降り立つと、すぐに山側の高い位置に伽藍が見えます。駅を出てしばらく住宅街を歩くと、ほどなく小さな門前町が見え、その奥に鮮やかな朱色の楼門が建っています。楼門をくぐるとすぐに有名...…
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