西国三十三所観音霊場第三札所として多くの巡礼者が訪れます。 770年、紀伊国の漁師・大伴孔子古が、ある晩光明輝く地を発見し、発心してこの地に庵を建てたという開創の話は有名な粉河寺縁起絵巻(国宝)で伝えられています。 大きな楼門をくぐると広大な境内地に大小20有余の堂塔伽藍が建っていますが、戦国時代に豊臣秀吉の紀州攻めで全山焼失したため、いずれも江戸時代の再建です。 本堂前の高低差を利用して作庭された枯山水は、日本庭園の中でも先例がなく国指定名勝です。 西国三十三所で最大とされる本堂に祀られる千手千眼観世音菩薩は絶対秘仏ですが、堂内には二十八部衆や風神雷神など侍者の多くの仏像を拝見できます。 本堂東側にある踞木地のクスノキは幹周7.7m、樹高20mでパワースポットといわれています。
概要
住所 |
和歌山県紀の川市粉河2787 |
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拝観、営業時間等 | 08:00~17:00 |
料金 |
無料
その他本堂内陣拝観料は400円 |
周辺マップ
アクセス
公共交通機関 | JR和歌山線
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自動車 | 京奈和自動車道
駐車場あり(100台) |
description訪問記録
西国最大級の本堂と枯山水の組合せが印象的。
いかにもローカル線といった雰囲気の小さなJR粉河駅を出て、正面に見える商店街をまっすぐ歩き続けること約10分、赤い欄干の小さな橋の向こうに粉河寺の大門が見えてきます。県下三番目の大きさを誇るとい...…
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