姫路市の標高約260mの広峰山山頂に鎮座し、主祭神は素盞嗚尊(神仏分離令以前は牛頭天王)が祀られています。 733年、唐から帰った吉備真備が京都へ戻る途中、この地で神威を感じた事が発端となり、聖武天皇の勅令により社殿が築かれました。 吉備真備は陰陽道の知識や兵法の知識を中国から持ち帰り、日本に広めた第一人者とも言われており、その為か牛頭天王(陰陽道で重視される神様)が祀られ、陰陽・九星詣りが行われています。 まず拝殿で参拝した後、九つの運命星の穴がある本殿裏にまわり、各々の守護神が鎮座される穴に祈願札を投げ入れ、願い事を三度囁くという古くからの風習が人気を呼んでいます。 また黒田家三代ゆかりの神社としても知られ、2019年には境内に黒田官兵衛を祀る「官兵衛神社」が完成しました。 明治の神仏分離令までは天王山増福寺、広嶺山増福寺等と称していました。
概要
住所 |
兵庫県姫路市広嶺山52 |
---|---|
拝観、営業時間等 |
特になし
その他祈祷受付時間:09:00〜16:00 |
料金 | 無料 |
周辺マップ
アクセス
公共交通機関 | JR山陽本線
神社HPでは「競馬場前」バス停で下車し、タクシー利用を推奨しています。(所要約10分) |
---|---|
自動車 | 播但連絡有料道路
駐車場 有 |