端島は、長崎県長崎市にある、かつて海底炭坑があった島です。島の周囲はコンクリートの岸壁で、その中に高層鉄筋アパートが建ち並ぶその姿が、軍艦「土佐」に似ていることから「軍艦島」と呼ばれています。 埋め立て拡張により面積6.5haという大きさになった島の半分以上は鉱場でしたが、そのほかに病院や学校・寺院・神社・派出所や映画館・理髪店などがあり、島の施設は完全な都市として機能していました。 最盛期の1960年(昭和35年)には、東京人口密度の9倍に達する5,267人が暮らしていましたが、主要エネルギーが石炭から石油へと移り、1974年(昭和49年)に閉山を迎え、当時そのままの姿で無人島となりました。 2009年(平成21年)に見学施設が整備され、上陸見学が可能となり、2015年(平成27年)に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の一つとして世界文化遺産に登録ています。
概要
住所 |
長崎県長崎市高島町字端島 |
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拝観、営業時間等 | 特になし |
料金 |
有料
その他詳細な料金はツアー会社による |
周辺マップ
アクセス
公共交通機関 | 片道約45分 |
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