西国三十三所観音霊場第十番の札所で、本山修験宗の別格本山です。 お寺の縁起によると、770年に光仁天皇の使いの者が、志津川の清淵で千手観音像を発見、使者が観音に近づこうと滝壺に飛び込んだところ、目の前に蓮弁が流れてきて千手ではなく、二臂の観音に姿を変えたと言われます。 天皇はこの尊像を篤く信仰され御室を下賜し、行表和尚に伽藍を造営させたのが前身「御室戸寺」の始まりです。 不思議な縁起を持つ観音への信仰は盛んで、かつて三室戸寺は観音巡りの最終地として尊ばれていました。 現在は枯山水・池泉・広庭からなる大庭園にて5月のツツジ、6月のアジサイ、7月の蓮など花の寺としても愛されています。 また境内にある数々の石像もユニークで、本堂前の「宝勝牛」は撫でると勝運・金運がつくとされ、石段を上がった先にある宇賀神像は、しっぽをさすれば金運、髭を撫でると健康運がアップするとされ人気を集めています。 宇治に縁がある兎も狛兎として話題を呼んでいます。
概要
住所 |
京都府宇治市莵道滋賀谷21 |
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拝観、営業時間等 |
特になし
その他8:30 ~ 16:30 (4月1日~10月31日)
※拝観・納経最終受付は閉門30分前
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料金 |
有料
その他大人500円 小人300円 ※あじさい園開園期間中 大人800円 小人400円
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周辺マップ
アクセス
公共交通機関 | 京阪宇治線
JR奈良線
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自動車 | 京滋バイパス
駐車場あり(有料)
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