美保神社は事代主神系えびす社の総本社で、733年編纂の『出雲国風土記』及び927年成立の『延喜式』に社名が記されている事から、遅くともその時期には「社」が存在していた事がわかります。 境内地からは4世紀頃の勾玉の破片や、雨乞いなどの宗教儀式で捧げたと考えられる6世紀後半頃の土馬が出土しており、古墳時代以前にも何らかの祭祀がこの地で行われていたようです。 右殿に大国主神の子の事代主神(えびす様)、左殿には大国主神の后の三穂津姫命が祀られています。 三穂津姫命は、高天原より稲穂を持って降臨し、人々に食糧として広められた神様で、五穀豊穣、夫婦和合、安産、子孫繁栄、歌舞音曲(音楽)の守護神として信仰されています。 また、美保という地名はこの神の名に縁があると伝えられています。 事代主命は、大国主神と神屋楯比売神との間の子どもで、三穂津姫命は義理の母親にあたります。 鯛を手にする福徳円満の神様として知られ、海上安全、大漁満足、商売繁昌、歌舞音曲(音楽)、学業の守護神として信仰されています。
概要
住所 |
島根県松江市美保関町美保関608 |
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拝観、営業時間等 | 特になし |
料金 | 無料 |
周辺マップ
アクセス
公共交通機関 | JR山陰本線
JR境線
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自動車 | 米子自動車道
駐車場あり |
description訪問記録
美しい比翼
松江市内から島根半島東端の当地まで車で40分、「大国主神」の子「事代主神」を祭神とする神社は、「えびす社の総本山」。拝殿と左右二殿連棟本殿を構え、「比翼大社造り」と称される極めて美しい外観で、森...…
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